岐阜県花崗岩販売協同組合とは

平素より、岐阜県花崗岩販売協同組合への格別なるご理解、ご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
当組合は、昭和49年に岐阜県中津川市、恵那市周辺地域の採石業や石材加工業等により設立いたしました。この地域は、中津川市の地場産業で昔から御影石が採取され、「ひるかわ御影石」のブランドとして錆の入った独特の風合いの花崗岩が特徴の産地として、多くの建設、建築物等の石材として使われています。

組合では、組合のためにする共同購買、共同受注や共同販売、リサイクル、SDCsなど各種事業を通じて相互扶助の精神のもと組合活動を行っております。

職人等の人材育成においては、技能検定の実施や、作家や職人との連携による人材育成と「ひるかわ御影石」の発信のための「石刻の集い」などの実施。加えて、地域との関係として、地元の小中学校との連携や、祭りへ参画などを通じて地域との関わりも大切にしています。

当地域は今後リニア中央新線の岐阜県駅が設置されることや開通が予定され、開通に向けての街の活性化にともなう石材・造園・建築等の事業への期待と共に需要に対する受注に備えた体制つくりを考えていく必要があると思われ、することは盛り沢山ありますが、切り替えの出来る柔軟な考えを持ち組合員と共に頑張って行きたいと思っております。

組合員は、採石業、石材加工、造園業など石に関するプロ集団で、公共物から土木関連、墓石、エクステリア、内装、石製品の小物まで幅広く対応可能であり、石に関するご用命は当組合にご連絡下さい。

ここにホームページをリニューアルし、今後とも当組合のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

昭和49年、岐阜県石材採掘販売協同組合と蛭川石材協同組合が合併し、石材製品の共同開発や副資材の共同購入、火薬類の共同保管等を目的として設立されました。
個別の技能・技術を持った組合員たちを取りまとめ、ひとつの技能集団・技術集団として公共工事等の大型物件受注にも対応できる体制を整えています。現在、約30人の職人が1級もしくは2級の資格を持ち、高度な技術を要する工事に対応しています。
また、近年問題となっている環境問題にも注目。端材利用やリサイクル製品の開発にも力を注ぎ、持続可能な石材業のあり方を追求しています。

岐阜県職業能力開発協会が実施している技能検定の中で、石材施工の石積み作業の検定は、全国でも少なく岐阜県で初めて岐阜県花崗岩販売組合の働きかけにより行われるようになりました。
石積みの技能検定には1級と2級があり、合格すると他の技能検定と同様に『技能士』の称号が与えられ、国から『技能士章』が授与されます。技能支章は、確かな技能のあかしとして高く評価されます。
現在、岐阜県花崗岩販売協同組合には1級25名、2級13名の合格者がおり、高度な技能が必要とされる工事においても対応できる体制を整えております。

『石の里蛭川』の石作り展示館。建物はポストテンション工法による耐震構造の石造建造物。蛭川みかげ石の風合いを活かしてデザインされています。
館内には蛭川みかげ石の作品が展示してあります。蛭川みかげ石の良さを活かした作品と建物としての活用例を是非ご覧ください。