HOME > 組合からのお知らせ > お知らせ > 第20回ひるかわ石彫のつどい
2010年11月08日
[ お知らせ ]
『地域の産業から新たな文化の創生を目指して』
10月30日に東美濃ふれあいセンターにて石彫のつどい除幕式が開催されました。
当日は中津川ふるさとじまん祭の開催中、あいにくの天候の中、たくさんの御来客をいただき
無事、除幕式を行う事が出来ました。
今回の作品『始まり』は20回の節目に当たり、作品重量25トン(原石45トン)となる
記念モニュメントを八木麟太郎先生のデザインにより、当組合員と共同で制作し
中津川市に寄贈することになりました。
作品は現在、同公園内にて自由に見ることが出来ますので
お近くにお越しの際は是非、お立ち寄りください。
作品名『始まり』
清流と緑と歴史と文化の香る中津川。
古くは東山道、そして中山道。
日本の東西の文化が交わる中津川の、ますますの発展を願い、それを彫刻に込めた。
円錐の頂点から波紋が始まり、下の方向に広がっていく。
そして緑のグランドに広がり、遠くの山並みの広がっていく。
風景も彫刻の一部に取り込んだ。
彫刻は中津川市蛭川産の御影石、玉石は市役所前の中津川の河原の石を使用した。
『始まり』という題名には、もう一つの意味を込めた。
全てのことに「始まり」があり、終わりがある。
そして「終わり」という結果が再び「始まり」となり
時間が経過していく。
人類及び、生物の始まり。地球の誕生、始まり。宇宙の始まり。
宇宙の始まりの前は、どんなであったか?
人が生きているとは、どんな意味があるのか?
未来はどのようになっていくのか?
時間とは何か?
作家 八木麟太郎